「踏み出す勇気とピアノの調べ」ゆうやけこやけシナリオ
著:黒兎そよ @katatumuri
登場人物
川崎音羽 かわさき おとは
小学5年生の女の子。ピアノが好きで近々発表会があるが、緊張してしまうため誰も居ない冬休みの学校で練習している。
はじめの場面
場所:小学校 時間:昼
冬休みのある日、小学校のそばで遊んでいた「キミたち」のもとにピアノの音が聞こえてきます。学校は休みの時期で子どもたちは居ないはず。どうしてでしょうか?
<けもの>4に成功すると音の元へすぐに行くことができます。
失敗すると途中で迷ったり、宿直の先生に見つかりますが何とか音楽室へとたどり着きます。先生に見つかった場合は「動物」の姿だと追い払われてしまうでしょう。
逃げるなら<けもの>5が必要になります。上手く逃げれば音楽室へと辿りつきます。
失敗すると外に追い出され、演奏が止まってしまいます。途方にくれる所で音楽室の窓を明けて少女が顔を出してキミたちを見つけます(場面2へ)。
キミたちがピアノの音を探して学校の中に入って音楽室へと辿り着くと、そこには一人の少女がピアノを弾いて居ました。場面2へ。
第二の場面
場所:音楽室 時間:昼
キミたちに気が付くと少女は途端に演奏に失敗し酷い不協和音が響きます。それを聞いたキミたちは「びっくり」5で驚かされるでしょう。
(驚いて逃げ出す場合も音楽室内で隠れるくらいにしておきましょう。気絶してしまったら少女は慌てて介抱しに駆け寄ってきます。この時、正体がばれても少女は驚きつつも優しくしてくれるでしょう)
その後、誤魔化すように咳払いした少女はキミたちに話しかけてくるでしょう。
「ごきげんよう。見ない子たちね……」
「ピアノの練習をしていたのよ。もうすぐ発表会なの」
「でも、誰かが居ると緊張しちゃって……ごめんなさいね。酷い音を聴かせてしまって」と恥ずかしそうにします。
ここで少女はキミたちに自己紹介をします。
「そう言えば自己紹介がまだだったわね。私は川崎音羽(かわさき おとは)よ」
「出会い」の処理をしましょう。
音羽は小学5年生の女の子。緊張してしまうけれどピアノを弾くのはとても好きです。
「明日、大事なピアノの発表会があるの。でも、こんなんじゃ全然だめだわ……」
と落ち込んでしまいます。
緊張しないようにするにはどうしたらいいのでしょう?
そんな問いかけをして場面を区切ります。
第三の場面
場所:音楽室 時間:昼~夕方
ここは音羽と変化たちが音楽室で交流する場面です。音羽は変化たちに色々と聞きますし、変化たちの行動に驚いたり頷いたりと反応を返しましょう。
「みんなはどんな音楽が好き?」知っている歌などがあれば一緒に歌ったり演奏したりにつなげる。知らない場合は「私はこの曲が好きなの」とつなげる。
「歌ってみる?」→音羽の演奏で一緒に歌ってみる。<おとな>か<へんげ>6で歌詞をしっている。<こども>6で歌詞はともかく楽しく「ららら~」と歌える。
「弾いてみる?」→<おとな>6以上でなんとなく曲が演奏できます。8以上で上手く。10以上だととても上手に演奏します。または<こども>6以上で曲はともかく楽しい演奏となります。
音楽室なのでピアノ以外の楽器もあります。変化次第で弾ける子が居ても良いでしょう。
最後の場面
場所:音楽室 時間:夕方
暫く時間がたち、日も傾いて来ました。
音羽はキミたちとの時間が楽しかったと言い、最後に演奏を聞いて欲しいとピアノを弾きます。ここで<お手伝い>10を変化たちで成功できれば音羽は上手に曲を弾ききります。
音羽は「上手く弾けた……」と茫然としていますが。キミたちの方を向いて満面の笑みで「ありがとう。みんなのお陰よ。緊張せずに弾けたわ……」
「明日もこの調子で弾くわ」
とお礼を言って音羽は家へと帰って行きます。
後日談
音羽は演奏会で緊張せずに上手に弾けるでしょう。みんなでこっそり聴きに行ってもいいですし、後で報告を受けても良いでしょう。